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ヤン・シュヴァンクマイエルの短編集。収録作は、『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』(仲良くしろ!)、『J.S.バッハ - G線上の幻想』(いい眺め!)、『家での静かな一週間』(いいねえいいねえ!)、『庭園』(ストレート!)、『オトラントの城』(この変態どもめ!)、『ジャバウォッキー』(強! 烈!)。どれもぶっとんでいます。分かろうとしてはいけない。感じようとしてもいけない。この映画を見ているとき、あなたはあなたであり、同時に、あなたはあなたではないのです。分かることにも感じることにも、ちっとも意味はないのです。
ただ一つだけ言えることがある。犯人は、黒猫だ。そう。犯人は、黒猫だ。
雨が続いている。大したことじゃない。そんなに気にするな。
午前中は、掃除と洗濯を済ませて、部屋の片付け。やっとテレビ棚をだいぶ整理することができた。しかし整理というのは終わる日が見えないね。ピアノを弾く。
お昼頃に部屋を出て、クルマで丸の内へ。LA BOUTIQUE de Joel Robuchon で昼食を取って、三菱一号館美術館でヴァロットン展の図録を買っていく。先日買わなかったのを後悔していたので。無事に手に入って良かった。ついでに蜂蜜も買ったよ。
それから東京国際フォーラムに行き、ディノスの「ピアノグランバザール2014秋」へ。思う存分、ピアノを弾いてきました。珍しいピアノにたくさんさわることができて大満足です。ベヒシュタインええなあ。無印良品のカフェで一休みする。
部屋に戻り、鶏の唐揚げと一口カツを作る。うまい。
雨が降る。どうやら回り込まれてしまったようだ。足元を見る。鐘がなる。
会社に行く。
キシピ氏と昼食を取る。「大学には議論できる相手がいる」「確かに」。
スタインウェイが欲しいとは思わない。あれはレーシングカーか、あるいは猛獣のようなものだと思っている。確かにスタインウェイは凄い。どの音もまばゆいばかりに光り輝いていて、椅子に座った者は誰でも三秒前とは別人になることができる。あのピアノは、あらゆる種類の祝福をその一身に浴びて、生まれたときから死ぬときまで、生涯を通じてみんなに愛され続けることが約束されている、そんな存在だ。でもね。
グランドピアノを買うとしたら、中古の C3 にするよ。あれは自分を見晴らしの良いところに連れていってくれるピアノだ。コーナーフェンスに衝突することもなく、鋭く尖った爪で引き裂かれることもない。ジェットボイルでコーヒーを淹れる。もっと一緒に遠くに行こう。
天気は良い。KANSHA して? 前歯と奥歯、へし折られるなら DOCHI ?
会社に行く。
道ばたのゴミを拾う。飲むヨーグルトの容器だったが、まだ中身が入っていた。雪が降ったらちゃんと雪かきするだろ? そういうことだよ。
「こどもの城」のプールは「妊娠中の方はご遠慮ください」とされている。「万が一のときのリスクを避けたい」ということなのだろうし、実際に過去にトラブルがあったのかも知れないけど、リスクを最小化していけば利用者は制限される一方で、最後まで残るのは鎬紅葉くらいのものになるだろう。あと、仮にも国が設置した施設で、そういう制限を行うとなると、訴訟リスクも馬鹿にできないと思うのだよね。国会図書館や国立美術館が「妊娠中の方はご遠慮ください」だったら絶対にアウトでしょう?
貞子 3D の続編。なるほどこれは続編としか言いようがない。以下、ネタバレあり感想ですが、これくらいのネタバレでつまらなくなるなら、その程度の映画だったってことですよ。お前それサバンナでも同じ事言えんの? おれが――サバンナだ。
・基本的に大した意味もなくバタバタひとが死んでいくので、ホラー映画でひとが死ぬ度に「イイネ!」が脳内で飛び交うイイネマンにとってはなかなか楽しめる映画です。ワシも昔はイエイマンだったんじゃがの、時の流れには逆らえんて。
・前作は貞子がいっぱいコレクションだったのに、今回はそこまで貞子が多くないように感じたのですが、冷静に考えたら十分多いですね。というか、多いとか少ないとか、どういうこと? 「今日のおまえちょっと少なくない?」って言われたらどうしたらいいの?
・楓子も孝則も見ていてイライラする。こんなダメな子たちに保護者をさせちゃいかんよ。これじゃあ凪ちゃんがかわいそう。そもそもこの五年間の間、このひとたちはどういう関係を構築してきたの? 別に貞子がいなくても、いずれ家庭崩壊してたんじゃないの?
・上村先生の胡散臭さは異常。うわ、「精神分析」とか「心の奥底を分析して」とか「境遇を重ね合わせている」とか言っちゃってるよ。現実世界にいたら確実にトンデモ枠。批判リプを送ってくる輩を片っ端からブロックするタイプ。
・シュレッダーに髪の毛ネタは普通に吹いた。これだよこれ! おれがこの映画に求めていたのはこういう場面だよ! そのままシュレッダーに引きずり込まれてミニ貞子に分裂したら面白かったのに。BPO め!
・「茜はもう死んだんだ」は実は「敵を欺くにはまずポルナレフから」みたいなそういうアレで、絶対にアバン先生よろしく復活してグランドクルスでミニ貞子を蹴散らしてくれると信じていたのになんか違った。現実は非情である。
・夢オチ多すぎ。逃げ場のないシチュでも「これは夢オチでエスケープかな」になるのでまるで緊張感がない。もうちょっと「Haute Tension」を見習っていただきたい。「多段夢オチが展開されるのはドラえもんへのオマージュ」「また始まったよ」
・「あとナイフに貞子が映っているのはシグルイへのオマージュ」「なんかそれはそうかも知れない」「あと仕掛けのない扉が勝手に開くのは大改造劇的ビフォーアフターへのオマージュ」「もういいってば」
・「リングが書かれてから二十五年、貞子が死んでもう五十年経つわけじゃないですか。いい加減に怨念も晴れていると思うんですよね」「いやいや、五十年くらいじゃ怨念は消えないから禁后は怖いんだよ」。
・次は貞子 MMO がいいと思うよ。プレイヤたちは貞子の呪いから逃げながらキャラを強化してチームを組んで伊豆サーバに行ってラスボス貞子を倒すことを目的とする。うっかりキャラが貞子に見付かるとディスプレイが真っ暗になって最大音量とともに貞子が飛び出してきてプレイヤを殺しに来る。廃人プレイヤともなると貞子の気配を察した瞬間にログアウトしてディスプレイにポマードをかける。
続けてくださいよ。楽しみにしてますよ。貞子、倒そうぜ!
時々雨。プーさんがあそこから脱出するには蜂蜜爆弾しかなかったんだ。
会社に行く。
教育や介護の現場において、得てして労働者に「献身」が求められるのは組織運営上、不健全だと思っている。多分これは思想哲学の問題というよりは、少ない予算人員で過大な業務を行っていくには「献身」によるドーピングが必要とされて、そういう実態から労働者自身に内面化がなされてきたという経緯ではなかろうか。「やりがい搾取」や「罪悪感搾取」の構図に近い。
「献身」が必要とされるのは、仕事が神聖だからじゃなくて、リソース不足だからだよ。時として「献身」はリソース不足を強化するよ。気を付けようね。
iPhone 6 が発表されたね。Plus の sim フリー版を買って MVNO で運用する予定。とても楽しみにしています。
大雨。この雨を止めたくば、水の神殿に行き、この蛙の像を捧げるのだ。
会社に行く。
承前。じゃあ教育や介護の現場で「献身」は一切不要、業務は可能な限り合理的に効率的に処理すべきであって、仕事は金銭対価のみを報酬とするビジネスに過ぎないと割り切るべきかというと、それはそれでまた問題が生じることだろう。クリアカットな答えはなく、どこかに妥協しないといけない。
「どうして投資にうまい話はないのかって? それはね、自由市場は、欲望が渦巻き、魑魅魍魎が屯し、腹を空かせた餓鬼どもが目を光らせ、砂糖水を一滴でも落とそうなものなら、全力で舐め尽くされる世界だからさ。そんな世界でさ、君はこう言っているわけだよ。『テーブルの上に飴玉が落ちていたよ。誰も気付いていないみたい。ラッキー!』ってね」
最後まで読み切ってしまった。灰原さん、地上げは分かるけど、マルチ商法を成長産業扱いってどうよ。融資したくなるもんかねえ。
七巻は銭田掏二朗及び腸疫九郎太との決戦、八巻はマルチ商法編(社長の「灰原立たんかい お前はそのカツ丼食う資格ないで」は名言!)、九巻十巻は官僚都沢と落振先生による二億円ゲットバッカーズ。こいつら邪魔いわー。
しかし、最後のエピソードは大団円だったのでともかく、その前の話については枷木の大博打も当たるのかどうか分からずに終わり、肉欲社長にいたってはあれっきり! そう、あれっきりですよ! ひどくないですか? あれだけ臥薪嘗胆をさせておいて。絶対に灰原さんとのラストバトルがあると信じていたのに。
「どうも灰原はん、おひさしぶり。あんときはよう煮え湯を飲ませてくださいましたなあ」
「お、おまえは!」
「あの枷木はんとかいうお方な、二億ほどつかませたら、あっさりトンズラしてくれましたで。ほれ、手形もこのとおりや」
「肉欲棒太郎……」
「あれ、呼び捨てでっか? 口の利き方に気を付けなはれ。今や帝国金融の金主はこのワシでっせ?」
「す、済みません、肉欲社長」
「そやそや。これ灰原はんにプレゼントや、上物のテキーラやで。ちょっとそこの灰皿取ってくれるか?」
みたいなそういうアレよ! テンションが上がるね! 手形が飛ぶまであと十日! 闇討ちされる桑田さん! 人質に取られる朱美はん! マシンガンを取り出す金畑社長! 走れ灰原! そう、我らが銭田掏二朗のもとへ!
何はともあれ、時は流れ、法定金利も下がり、貸金業の世界もだいぶ様変わりしました。街金はほとんど死に絶えてしまい、闇金ウシジマくんの時代が来たということなのでしょう。宇都宮健児先生や伊藤リオンさんはお元気なのでしょうか。さて、「新」も読むかね。
天気はとても良い。三連休はのんびり過ごすことにしよう。
午前中は掃除と洗濯を済ませて、部屋でのんびり過ごす。ちょっと英語の勉強もしたよ。懐かしいねえ。
お昼頃に部屋を出て、自転車で駒場へ。大学の食堂で昼食を取って、イタリアントマトでアイスティーを飲み、駒場野公園を散歩する。相変わらずいいところだ。残念ながら三毛猫は見当たらなかったよ。
一旦部屋に戻ってから、電車で池袋へ。CD を三枚買って、ジュンク堂で友人と待ち合わせ。うどんを食べてビールを飲む。相変わらずお忙しいようで。早めに切り上げて、西武の地下に寄って帰る。キットカットと LE PATISSIER TAKAGI のコラボに吹いた。買ってしまったよ。
天気は良い。「ひぐらしのなく頃に」ってタイトルが秀逸だよね。「ミンミンゼミのなく頃に」とか、「ツクツクボウシのなく頃に」とか、「バイオゴリラのなく頃に」とかじゃ絶対にヒットしなかったもんね。いやー、分からないよ?
会社に行く。
「バイオゴリラのなく頃に」は、あれよ、L5 発症でもれなくバイオゴリラに変身するのよ。「オヤシロサマノ、タタリ、ムイミ! ジャングル、チカラ、スベテ!」。時報がバイオゴリラになって圧倒的暴力で住民を殺戮してくるのをいかに食い止めるかという戦略シミュレーションで、クールさんもバイオゴリラにして相打ちを狙うのが定石。全員がバイオゴリラになるとバトルロワイアルモードが発動、最終的には国盗り物語に。
二週間後に帰省をすることにした。プレゼントを用意しないといけない。ウェッジウッドにでも行くか。
イチゴの砂糖漬けを作りたくなる。ソウルフードなんだ。
ついカッとなって見た。ゴジラ第16作だそうです。ゴジラって30作くらいあるのね。初代ゴジラは小学生か中学生くらいの頃に衛星放送で見たはず。そもそも自分が生まれて初めて映画館で見た映画は「ゴジラ vs ビオランテ」です。
あらすじ。ゴジラが三十年振りに現れて、原発を襲ったり、新宿で暴れたり、総理大臣が「非核三原則」って言ったり、ソ連が核ミサイルを発射したり、アメリカがそれを迎撃したり、スーパー X が大活躍したり、やっぱりゴジラが大復活したりして、誰もが絶望に押し潰されそうになっていたそのとき、暴虐の限りを尽くすゴジラの前に立ち塞がった一人の男、それが伝説の流浪人こと武田鉄矢であった。
「何をやっても通用しないのか!」
「――災難と思うな」
「て、鉄矢さん……?」
「チャンスと思え――」
「行っちゃだめだー!」
以下、雑感。
・伊福部じゃない。やっぱりカッとなっちゃだめだわ。冷静と情熱の間だわ。
・ゴジラちょうかわいい。ここ重要。つぶらなおめめじゃないの。
・「スーパー X 」のネーミングセンスに吹いた。これだよこれ! これが昭和という時代だったんだよ!
・「核衛星」にも吹いた。ボン、ええか、80年代は核衛星があってんやで? おっそろしい時代だったんやで?
・いやー、核ミサイルは迎撃されたくらいじゃそうそう核爆発しないでしょ。こういう描写って地味に「核こわい」を助長すると思うよ?
・このオチ、ゴジラの知能が心配になりません? もしかして物凄く空気が読めるゴジラだったとか、そういうこと?
・まあ、やっぱり、鉄矢だよね。「ゴジラ vs 鉄矢」だよね。いや、ほんと、ほんとだよ?
天気は良い。四時半に起きて、クルマで羽田空港に行く。スタバでハミングバードカードを作り、シナモンロールを食べてコーヒーを飲む。うまい。
会社に行く。
キシピ氏と昼食を取る。うちのスイカが美味しかったとのことで、何よりだ。
三ヶ月後の仕事を全力ブロックした。自分にだってどうしようもない事情くらいある。遠回りしたっていいじゃない。たかだおれの人生だよ。
「労働の分断」がなされていれば、それに最適化するような労働構造になるのは当然なんだから、現状の労働構造を根拠に「労働の分断」を正当化するのはずるいよ。もちろんそういった労働構造にも、調整コストの削減や優秀な人材の最大活用といった「長所」はあるわけで、一時的には必要な構造だったのかも知れないけど、今はもうそういう時代じゃないでしょう。調整コストは労働技術で解決すべき問題だし、スーパーマンに頼るのは不健全だ。変わらなきゃ変わらないよ。
今回は飢ェー飢ェーガムと落石ジェンガ。ユズルの過去の因縁が少し見えてきましたね。おれの予想だとユズルは昔デスノで悪人を裁きまくっておいてノートを埋めてから記憶を吹っ飛ばしたんだと思う。あのゴミ捨て場でリュークと一緒にノートを捨てたんだよ!
ガムいいね! いかにもジョジョっぽい。第5部っぽい。愛云々は本筋と全く関係ないので読者はポカーンだ、だがそれがいい。
しかし、今回はなんとか助かったけど、その手がなかったらどう切り抜けただろう。ここはジョジョっぽく決めよう。
(ガチャ)
「……罪にまみれた生よりも、尊厳に満たされた死を選んだか」
「これで『二時間』か……。どうせなら映画でも見ていたかったな」
「ば、馬鹿な!? 何故生きている! あのガムを噛んだら『二時間』は」
「そう、『一枚』、噛んだら、な」
「!?」
(ゴゴゴゴゴ)
「おまえに渡されたガムを口に入れたとき、『半分』は噛まずに飲み込んでおいた。だからおれにガムが効いたのは『二時間』じゃない――『一時間』だ」
「……!」
(ざわざわ)(ざわざわ)
うん、途中で気付いたけど、このノリはジョジョじゃなくてカイジだったね。ざわざわさんだね。ザワさんっていま何してるの? 無事になでしこジャパンに入れたの?
曇り。少しだけ雨が降った。ワイパーを動かす。
のんびり起きる。部屋の片付けをして、掃除をする。映画のチケットを予約した。残り物で昼食を済ませる。トマトうまい。
午後はクルマで近くのガソリンスタンドに行き、車検の見積もり。お願いする予定だった項目はここでは難しいそうなので、必要最低限で済ませようかと思う。スーパーで買物をして帰る。
ケーブルホルダーの補修をしてから、電車で新宿へ。東急ハンズとビックロで買い物をしてから、スタバに行き、ルミネのブックファーストで小説を買っていく。新潮文庫は背表紙を眺めているだけで落ち着きます。
天気は良い。伊福部を聴き、レーガーを聴く。音楽には底がない。闇だ。
会社に行く。
今更ながら iPhone 6 Plus だと、登山しながら写真を撮るのは絶望的であることに気が付いた。ザックのカメラポケットには間違いなく入らないし、あれを短パンに突っ込んで山道を歩くなんて明らかに馬鹿げている。iPhone 6 でさえザックのカメラポケットには入らないのではないか。前途多難だ。
「女性の社会進出」を「男性の家庭進出」抜きに語るのは納得がいかない。「女性の社会進出」の議論の多くは、スーパーウーマンの存在を前提としているように思える。またしても二口女ではないか。
今の自分に承認要求とやらがあるのかないのか、よく分からない。森のなかで静かに暮らしています。栗ご飯はおいしいです。
「おいおいグレート・ギャツビーかよ。タイトルもなんか似てるし」と思いながら見ました。失われたものはいつだって大きい。失われたものはいつだって美しい。騙されるな。遠くのものは生臭くない、ただそれだけのことだ。
というわけで、低俗な世界と高潔な世界とがめまぐるしく入り乱れる不条理都市ローマにて、65歳のおじさまと104歳のおばあさまが言葉少なに互いの心を通わせ合う、とてもすてきなハートフルストーリー、じゃなかったよ! 勘違いちゃんはマウントでボッコボコ! アタッシュケースは鍵でいっぱい! 夢の対決、山口組 VS イタリアンマフィア!
きれいな合唱を聴くことができたので気分が良い。地中海はええなあ。またあんな美しい海で泳ぎたいもんだ。
晴れのち雨。フレンチトーストを焼き、梨を剥き、青虫さんを飛び越える。
会社に行く。
「死にさらせ」の「さらせ」って何なの? 炎上画像をアップしろってこと?
モーツァルトのピアノソナタ第11番の最終変奏が好きで、速いパッセージのところに無理矢理トリルを突っ込むのが楽しくてしかたない。「トリルを突っ込むために生まれてきたんだ」「じゃあ Op.10-4 や Op.28-16 にトリルを突っ込んでみろよ」。まあ、装飾音は薬味みたいなもんだよ。ここぞというタイミングでそばつゆに突っ込むとめっちゃうまい。
英会話学校に通わせていただいているのだけど、今ひとつ自分の英語力向上に役立っているのかどうかよく分からない。もともと、英語でのコミュニケーションと同じくらい、日本語でのコミュニケーションに自信がない人間だしねえ。
「小の月なのに長月とはこれいかに」「百万回目だ!」
雨。今日もフレンチトーストを焼く。準備から片付けまで十分以内に。
会社に行く。
病院に行ってきた。新しい装置で検査していただいたのでワクワクである。断層画像を見せていただいたよ。あー、確かに左目はすり切れてますね。
しかし、病院って「よく分からない料理が勝手に出てきて、お会計のときまで値段が分からないレストラン」なので、ムズムズしますね。もちろん、患者には「適切な料理を選ぶ能力」はまずないし、病院側のリソースも限られているのだから、仕方ないとは思う。いちいちメニューの詳細を値段つきで説明しているわけにもいかないでしょう。病院の良心を信じるしかないよ。
夜、散歩をしていたところ、家の近くでハクビシンのような生き物を見た。またか。クルマにはお気をつけて。
天気は良い。明後日は TOEIC だ。なんとか少しでも勉強しないと。
会社に行く。
「『リルムのテーマ』がピアノ編曲されないのはどういうことだ!」とコップ酒をあおっている暇があったら自分で編曲した方が生産的なわけだけど、自分のセンスだと導入部が 14/16 になってしまうので困ったものだ。「問題はあのバグパイプをどう表現するかですよ」「単旋律でいいだろ」
単にすべての音をピアノに「転写」するだけだったら、演奏可能性や演奏効果はともかく、別に簡単にできる。しかしそれだけではピアノ曲にはならない。ピアノ曲を構成するためには、ピアノへの最適化を目指した、文脈の解体と再構築が必要だ。ラ・カンパネラを見よ。「じゃあ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のコチシュ編は?」「あれは逆に神だよね」
天気はとても良い。掃除と洗濯を済ませて、部屋でのんびり過ごす。ちょっとだけピアノを弾いた。「リルムのテーマ」も適当に編曲して弾いてみたよ。懐かしい曲だ。
お昼に自転車で國學院大學へ。TOEIC を受けてきた。初めて最後まで辿り着くことができたよ。リスニングはやっぱり苦手だ。何はともあれ、終わった終わった。果報は寝て待てだ。
自転車で有栖川公園へ。広尾のスタバでアイスコーヒーを飲みチョコレートドーナッツを食べる。有栖川公園の池の周りを歩き、丘の上を歩く。子どもたちがカメを捕まえたりメダカを捕まえたりしていたよ。ワイルドだ。中目黒で夕食を取って帰る。
来週末は帰省なので、それまでにクルマのレンズをさらに磨き、畑に石灰を撒いて耕し、祖母へのプレゼントを買って、車検にクルマを持ち込まないといけない。タフだ。
やっぱパイ投げだよな! パイの実って考えた奴はマジ天才だよな!
言わずと知れた、ロメロゾンビでありました。この映画を初めて見たときはたぶんまだ小学生くらいだったと思うので、ショッピングモールというものがこの世に存在することさえ知らなかったのではないかと思います。神さまってすげえもん作るのな!
あらすじ。ゾンビが蔓延する世界で、四人はヘリでショッピングモールに逃げ込み、楽しい楽しい籠城生活を送りましたが、それもそう長くは続きませんでした。ロジャーが感染し、強盗団が襲撃し、ゾンビがなだれ込み、もうどこにも隠れる場所はありません。どうする? どうする!?
こちとら生粋のゲーム脳なものでして、ラストシーンが「うまいこと正解選択肢を選び続けた結果であるところの Good End 」にしか見えなかったのですが、つまり、他の平行世界には数限りない Bad End があったわけで、たぶんスティーブンも生還できる True End ルートもどこかにあったのではないかと思います。がんばって探すんだ! 寝ないで探すんだ! ゾンビだけに! ゾンビだけに!
コミカルな音楽が良かったですね。てっけてけ、てっけてけ、てけてけてっけっけ。
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