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北の青空に大きな白雲が見える。夏は最も好きな季節だ。
会社に行く。
旅行の少し前にイヤフォンが壊れてからというもの、映画も見ていないし、語学の勉強もしていない。きっと今は本を読むべき時間なのだろう。
自分は旅行先では食べ物くらいしかおみやげを買わないのだけど、今回はイッタラのグラスとマグカップを買ってしまった。どちらもとても良い。
丸い月の下を走る。猫の背中を撫でる。シャワーを浴びて、氷水を飲む。
いい天気である。こんな日にはドライブに出掛けたくなるものだ。
運輸局に行く。というわけで、無事にクルマがやってきた。用意しなければならないものはたくさんある。人生は短いんだ、楽しくいこうぜ。
会社に行く。
気が抜けていたのか、仕事上のことで勘違いをしたままメールを送ってしまい、すぐに電話で指摘された。いやはや、どうも済みません。
夜、近所の公園を歩いていたところ、遊歩道の上に大きな雌のカブトムシがいた。踏みつぶされないように、歩道の横によけてやったよ。
夏の雲が浮かんでいる。いいねえいいねえ。よく分かっているじゃないか。
会社に行く。
旅行の写真のプリントを注文して、ETC 一体型クレジットカードを申し込んで、自動車保険に入った。タスクを片付けていると心が落ち着くよ。
自動車の走行距離と仕事の書類の通番が全く同じ五桁の数字だった。
夜、近所の公園を歩いていたところ、またしても遊歩道の上に大きなカブトムシがいた。今度は雄で、ひっくり返ってジタバタしていたよ。
雨が降ったようだが、よく分からなかった。地下室にでも入ってろよ。
会社に行く。
欲しいものについて調べているときの自分は機嫌がいいように思う。ほどほどに欲があった方がいいのかもね。
注文していた写真が届いたのでファイリングする。楽しい楽しい。
夜の散歩をしていたところ、脱皮したばかりの白いセミを二匹、見掛けた。一匹はまさにいま脱皮しつつあるところで、夜の湿った空気の中、きれいな羽をお行儀良く揃え、抜け殻の上にじっとおとなしく座っていた。
良い天気であった。氷を入れたブレンディが飲みたくなるぜ。
会社に行く。
フラグが立った。火の中の栗を大喜びで拾いに行くタイプの人間だからね。違うよ、馬鹿じゃないよ、ちょっと頭が良くないだけだよ。
クルマの傷を修復するのが次の課題である。オートバックスに行こうか。
夜は近所と大学を走ってきた。セミの脱皮を四回も見たよ。一匹は、まだ体の三分の一くらいが抜け殻の中にあって、羽はある種の花のつぼみのようにしわくちゃだった。セミの脱皮はいつ見ても神秘的で心打たれる。
涼しくて過ごしやすい一日であった。神さま、助かります。
会社に行く。
カーカセットアダプターと USB カーチャージャーが届いた。そういえば昨日は注文していた本も届いたのだった。イヤフォンはどれを買おう？
夜、北沢川緑道方面を走ってきた。公園ではまたもセミの脱皮を見掛ける。あの白い姿は本当に美しいと思うけれど、実際のところ、セミはそこまで好みのシェイプではない。ミツバチやカマキリやテントウムシの方がずっといい。
昔はアパートの前に小さな蜂の巣があって嬉しかったよ。懐かしい。
今日もそこまで暑くない。考えてみれば旅行から帰ってきてから二週間、ずっと恐ろしい暑さだったのだ。ほんとこれくらいでいいよ。
会社に行く。
このところずっと「カタツムリ」と「ぞうさん」のマイアレンジが頭の中を流れていて困っている。どれもこれもみんな團伊玖磨が悪いんです。
イヤフォンは、前に使っていたのが ATH-CKS50 だったので、ATH-CKS55 でいいやと思っているのだけど、そこまで安いわけでもないので悩みどころ。いっそ ATH-CKS77 か ATH-CKS90 を買ってしまおうか。
成城石井で甘いものを買って帰る。今日もセミの脱皮を見た。二匹。
夏が続いている。もう八月も十日じゃないか。やれやれ、早いねえ。
会社に行く。
異動についていろいろと調べる。「先進国担当と途上国担当だったらどっちがやりたい？」には、何も考えずに「途上国担当」と言ってしまう自分がいる。いや我ながらそっちの方が向いていると思いますよ。ひゃっほーい。
「何をやったらいいのか見当もつかないんだよね」「なにそれ楽しそう！」
近所と大学を散歩して、池ノ上まで行ってきた。公園のフェンスには立派なカマキリがいたよ。近所の住宅地からはイチゴジャムを煮る匂いがする。
天気は悪くなかったが、夜になって不穏な風が吹いた。これも夏だ。
会社に行く。
毎日それなりに詰め込んでいるので、できなかったことが積み上がっている。言い訳はいい。さっさとイヤフォンと HDD を買ってしまおうぜ。
夜は帰りが遅いので、バンパー修理は早朝に行うしかなさそうだ。がんばるよ。スプレーをかけてコンパウンドで磨くだけで済ませる予定。
セミの脱皮はあまり見なくなったように思う。大学で一匹だけ見たよ。
早起きして、外で体操をした。早起きはなんとかかんとかである。
朝は、シリアルにヨーグルトをかけて、食パンにマーマレードジャムを塗り、バナナをモグモグ食べ、桃は皮ごとかぶりつき、スプーンで十勝ヨーグルトをすくう。やなか珈琲のアイスコーヒーを飲む。食事は最も大切な行いだ。
会社に行く。
「課長がおれの方を見てくるんだよ」「きっと珍しい鳥でも飛んでたんですよ」
夜は近所と大学を走ってきた。公園の中ではセミの大合唱のシャワーに、少し息が苦しくなった。夏だとしか言いようがない。
早起きして、クルマにスプレーを吹き付けた。明日の朝、コンパウンドで磨く予定。どうなることやら。サンドペーパーでも買っておこうか。
会社に行く。
席を譲るときは胸を張ることにしている。ええかっこしいで何が悪い。
一昨日の散歩中、月下美人を見かけたので立ち止まった。日本橋ヨヲコが「なんだかそれって完璧でしょ」と書いていたことを思い出す。
ヨーロッパ旅行前に、自分はこんなメモを書いていた。「アメリカの独立記念日やフランスのパリ祭に相当するような日が、日本にはない。日本人にとって最も特別な意味を持つ日は、終戦記念日だろう。」
バンパーをコンパウンドで磨いたところ、塗装が一気に剥げてしまった。これはいかん。どうやらスプレーも全然足りなかったようだ。やり直しである。
会社に行く。
ふらふら仕事をした。迷うな悩むな。虫のように生きろ。
このペースだと今月の勤務時間は記録更新になりそうだけど、不思議と全くつらくない。情熱の真っ赤な薔薇はいつだって咲いているさ。負けねえよ。
セミの脱皮を一匹だけ見た。夏も折り返し地点だろうか。
スプレーを吹き付ける。スプレーの色とボディの色が同じにならないのは何故か。それはスプレーの色とボディの色が同じではないからではないか。
会社に行く。
後輩がうまい棒をレンジで温めて大惨事を引き起こしていた。なにやってんですか。
「闇金ウシジマくん」は現代のなまはげではないかと思った。わるいごはいねえがあ。人生の陥穽はいたるところにある。気を付けろ。
眠い。寝る。おやすみなさい。
雨のち晴れの日であった。近所の公園を散歩してから、朝食を取る。掃除をしてから、クルマでスーパーに行った。ミス一つ。
お昼頃にクルマに乗って、日本橋へ。昼食を取ってから、タカシマヤで本とケーキとパンを買い、ブリヂストン美術館で「ドビュッシー、音楽と美術」を見てきた。「水の反映」の自筆譜が見られたので大満足です。両手アルペジオの前後のところだったよ。分かりやすいね。BGM は、なかなか渋いことに、"6 Épigraphes antiques" の第一番であった。
部屋に戻ってから、近所の公園を散歩した。ストレッチをする。
夜は自転車で豪徳寺や松原まで行ってきた。四年前を思い出すよ。
晴天であった。今日も朝食前に公園を散歩する。気持ちがいいねえ。たくさんのセミの抜け殻を見る。
午前中はピアノを弾く。お昼前に部屋を出て、電車で羽根木公園に行き、梅ヶ丘で昼食を取った。
午後は電車で新宿。LABI とビックカメラを見て、ついに外付け HDD とイヤフォンを買った。小田急百貨店の屋上でトッピングソフトを食べる。うまいね。
部屋に戻ってからクルマにスプレーをかける。ちゃんとマスキングもやってみたよ。夕方に近所の公園を散歩する。
スプレーを終えてからマスクを外したところ、塗工層の一部がぺりりと剥がれてしまった。バンパープライマーを使わないからだよ。
夏の中心と名高い、八月二十日であった。アイスコーヒーを飲もう。
会社に行く。
何度も同じことばかり書いているけれど、「自分はうまく生きていけないかも知れない」という不安は、恵まれた暮らしを送っている今も、ずっと消えずに頭の隅に残っている。でも、自分は別にそれでいいのだと思う。世間になんかなりたくない。おれはハンスや直子を殺したくないよ。
ヴァイスが膝の上に飛び乗ってきた。びっくりするじゃないか。
セミの脱皮を四回見掛けた。どうやら夏はまだ続くようだ。
良い天気である。ボンネットで目玉焼きが作りたくなるね。なるよね？
会社に行く。
直截と直接を同じ音に設定した奴はデザインセンスが狂っている。今からでも遅くないから「ちょくさい」に仕様変更しましょうよ。ねえ。
そういう意味では、きっと誤読は最適化を示唆しているのだろう。雰囲気が「ふいんき」と読まれるのは、言うまでもなく、発音に好適だからだ。
脳内で「ぞうさん」をアレンジしているわけだけど、「長いのよ」は G7 → C では面白くないので B♭ → A♭ にして、さらに D♭7 → C と解決させている。実際には F で考えているので E♭ → D♭ → G♭7 → F ですね。
天気は良い。セミの亡骸をよく見るようになった。夏の盛りである。
会社に行く。
大袈裟に聞こえるのは百も承知だけど、音楽を聴いていると、「生きていて良かった」と思えてくる。それにしてもこのコチシュ、ノリノリである。
早めに帰って、ピアノを弾いた。ピアノを弾いているときの自分は、孤独であり、自由であり、幸福である。村上春樹が走ることについて書いていたことを思い出す。誰だって自分ではない何者かになりたいんだよ。
夜は自転車で渋谷に行き、スタバでアイスコーヒーを飲んだ。夏の夜だ。
相変わらず夏は続く。この調子だと来年の二月には富士山の雪渓も融け切っていることであろう。そんなこと言っていて恥ずかしくないですか？
会社に行く。
仕事の調子はいまいち。体調が悪かったのでポカリを飲んだ。
以前は "She is gone." や "I am done." に強い違和感があったのだけど、フランス語を勉強してからどうでも良くなった。あきらめがかんじんだ。
夜、クルマで羽根木公園まで行ってきた。カモさんが四羽になっていたよ。
朝、早起きをして、クルマのバンパーをコンパウンドで磨いた。公園の中を散歩したところ、三十人くらいラジオ体操をしているひとたちがいた。
会社に行く。
帰りしな、知り合いに会ったところ、「最近は暇だから終電で帰れるし、土日は来てないよ」と言っていた。隣の席に座る日は来るのだろうか。
夜、自転車で代々木上原の高台まで行ってきた。富ヶ谷の住宅地を通る。
モーツァルトの変奏曲を聴く。「グルックの『われら愚かな民の思うは』による 10 の変奏曲」の第七変奏は、どこかバッハの曲のようだ。
快晴である。朝食を取って、自転車で大橋に行って戻り、掃除と洗濯を済ませる。
午前中は代々木八幡と代々木公園に行ってきた。どちらもいいところだ。
午後はクルマで西へ。中野坂上を通って、武蔵野市や三鷹市まで行ってきたよ。甲州街道では渋滞に巻き込まれてしまった。本当に全く動かなかったので驚いた。そういうこともあるのね。
夕方、近所の公園を散歩する。夕食に豚肉と茄子の炒め物を作った。自信作である。
夜は東山の高台や氷川神社に自転車で行ってきた。自転車は良いものだ。
相変わらず天気は良い。ちょっときみ、青すぎるね。青すぎるよ。
会社に行く。
それなりに仕事をした。山歩きのせいで筋肉痛がひどい。
ヨーロッパ旅行の出費をやっとまとめた。ひとつひとつ記録していくごとに、いろいろなことを思い出す。スイスでもフランスでもジェラートを食べた。どうしてイタリアでは食べなかったのか、今となってはまるで理解できない。
夜は自転車で淡島の交差点まで行き、信濃屋の方まで緑道を歩いた。筋トレやストレッチがしたくなります。
腰の痛みは一段とひどくなった。伸ばせ伸ばせ。筋肉を伸ばせ。
会社に行く。
あまりに腰が痛いので早めに帰った。日頃の運動不足が原因だ。
夜はいつものように近所と大学を散歩する。セミがだいぶ静かになってきたように思う。もう秋の姿が見え隠れしているよ。やれやれだぜ。
サンベネデットを注文するついでにコチシュのドビュッシー集を注文した。
ではおやすみなさい。
やや曇り。なあ、少しくらい、降ったって、いいんだぜ？ 無理するなよ。いいから。無理すんなって。いいからいいから。座っておけって。
会社に行く。
腰の痛みはじんわりと続いている。錆び付いた金属製のバネを連想する。どうしたことか、そのようなバネが自分の腰に入り込んでしまったのだ。
夜はクルマで原宿やら表参道やら渋谷やらに行ってきた。昼間よりも周りのクルマのスピードが速いように思う。困ったね。
つかれた。ねる。
相変わらず腰痛が続いている。椅子の上に座る。私は L です。
会社に行く。
後輩から将棋の定跡の効果について教えていただいた。想像していたほど絶大なものではないのね。逸脱したら必ず負けるのかと思っていたよ。
台所の壁にナメクジがいたのでここは戦場である。マシンガンを出せ。
コチシュの CD は期待どおりにノリノリであった。楽しいねえ。
お風呂に入ったら腰痛はだいぶ良くなった。温泉に行きたいぜ。
月のまわりに虹が出ていた。素晴らしいブルームーンではないか。
会社に行く。
「金色の魚」の楽譜を眺める。言うまでもないが、傑作である。あのクライマックスのトレモロ地帯は本当に痺れるよ。ちゃんと譜読みしたら、またひとつ世界が深まるのだろう。はあそうですか。たまにはブルックナーでも聴いたらいかがですか？ ハチャトリアンでもいいですよ？ ブーレーズ？
「山道だと圏外になるから焦るって話、聞くじゃないですか。おれに言わせれば『早く圏外になりたーい！』って感じですよ」「いまの地獄のミサワだったよ」
地獄のミサワのウザキャラは他人とは思えない。おまえはおれかである。
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