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あらすじ。爆乳ちゃんが刺青で、常秀が覚醒して、「勝ったのは……オレです! たっぷり!」。
というわけで、カツアゲロードが終わり、SBR 後日談へ。あのジョニィが警戒する暇もなくクシャクシャに使い捨てられてしまったのでこっちはもうドン引きですよ。これからの日々、僕たちはどんな顔をして SBR を読み返したらいいのだろう。今後もどんな最悪展開が待ち受けているのか分かったもんじゃない。例えば? そうねえ、ホリーさんがディオにあっさり呪い殺されてるとか、徐倫がヤクザの女になってシャブ漬けで獄中死してるとか、ジョジョオールスターズ総出演による焼肉の王子様とか、フェンシングのポルナレフ選手による招致プレゼンが功を奏し2020年夏のオリンピック・パラリンピックの開催都市はローマに決定! いやおまえフランス人だろ!
何の話だったっけ? そうそう、カツアゲロードのスタンド使いはもちろんあの33万円おじいさんだったんだけど、その正体は小林玉美じゃなくて、もう既にギャングを引退したけれどもその情熱は衰えるところを知らないディアボロ大先生だったって話ね。パッショーネは永遠です。
会社に行く。
前にも書いたとおり、「直截」を「ちょくせつ」と読ませるのは本当にセンスが悪いと思っていて、ここまでセンスが悪いと歴史的経緯が気になってくるね。時は寛永十五年、長きに渡って小競り合いを続けてきた直接派と直截派との全面衝突がついに始まらんとしたその矢先、事態を重く見た時の将軍徳川家光が「いずれもちょくせつである」とする書状を双方に下賜され無事に手打ちとなり現在に至るとか。明治政府の高官が「ちょくさいにした方が好ましく候」としたためた三日後に謎の失踪を遂げたとか、文部科学大臣申し送り事項に「ちょくせつの件はアンタッチャブル」って書いてあるとか。
ピアノと本と山と美味しい食事があれば自分は生きていける気がする。誰と話すために生まれてきたのだろう。
朝は雨が降っていたが、やがて晴れてくれた。気を遣ってくれてありがとう。
会社に行く。
満員電車で妊婦さんに席を譲った。「貧しいやもめ」の伝でいけば、すべての気力を使い果たし指一本動かせないときに譲る席こそが、他の誰よりもたくさんの席だということになるだろうか。いや、一つで十分ですよ。
「貧しいやもめ」は苦手ではないのだけど、「星の金貨」はちょっと苦手だ。嫌なことを言うと、あの話からはメサイアコンプレックスの匂いがする。いや、どちらも「(行き過ぎた)喜捨へのインセンティヴ」の話のはずなのにね。
物がなくなっても「かつて物があったこと」は消えないよ。物は天国に持っていけないけど、思い出は持っていけるよ。安心しなよ。
天気はとても良い。あばれうしどりにとっても安らかな日であることだろう。
会社に行く。
来週の出張について説明を受ける。さすがの自分も少し怖くなるだよ。
現代日本の結婚式の多くにおいて、承認者としての神さまはほとんど必要とされていないように思える。宗教的な設備や振る舞いがただの小道具や演出であるならば、結婚式は儀式というよりも「劇」ではないかと思う一方、儀式と劇の本質的な差異を問うことは難しい。我らの歴史において人口に膾炙した儀式のほとんどは、そこで神さまが求められたとしても、何らかの権威ある儀式の模倣に過ぎないのではないだろうか。
夜の散歩をしていたところ、たくさんの猫を見かけた。公園ではボサボサの野良猫がすり寄ってきたよ。あげないよ。
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