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2014/2/1 Sat

 コーヒーとチョコトルテをいただきました

 いい天気ですね。じゃあ鎌倉に行ってきます。

[ 外出 ] 鎌倉に行く










[ 食事 ] 中目黒「餃子の福包」に行く

 たくさんの焼き餃子をいただいてきました。うまいうまい。餃子は正義だ。

2014/2/2 Sun

 シンプルにしておきたいもので

 午前中には小雨が降ったが、午後にはとても良い天気になった。夜は霧が立ち込めたよ。
 部屋で寒中見舞いを書いて、近所のパン屋でパンを買い、近所の公園を散歩する。下北沢で昼食を取って、コーヒーを飲んで本を買う。電車で成城に行き、ケーキとパンを買って、祖師ヶ谷大蔵まで歩いた。部屋に戻ってから、ケーキを食べて、世田谷公園まで走る。











 MacBook Pro にいろいろアプリを入れていく。油断するとすぐにごちゃごちゃしてしまうね。やれやれ。

[ 食事 ] 下北沢「Tsunami Shimokitazawa」に行く

 エビカレーをいただきました。うまいうまい。攻めてくる味だ。

2014/2/3 Mon

 節分はモーツァルトですよ

 とても暖かい天気である。雪崩が心配だね。ジャンプジャンプ。

 会社に行く。

 地下鉄の駅で白杖を持った若い女性が大変そうに歩いていたのだけど、うまく声を掛けることができなかった。おまえは無能だ。

 大多数の日本人同様に、自分には「日本人であることのアイデンティティ」が希薄なのだけど、「東北人であることのアイデンティティ」はそれに比べると圧倒的に強いわけで、アイデンティティの意識は当人の認識できる範囲において最適化されるということなのだろう。

 夜は太巻きを食べる。JAMESON を飲み、モーツァルトを聴く。

2014/2/4 Tue

 ビールをガンガン飲みました

 急に寒くなってきた。一時は吹雪であったよ。わーいわーい。

 会社に行く。

 地下鉄の駅で白杖を持った若い女性を見かけたので声をかけた。丁重にお断りいただいたので、これで良かったのだろう。

 「雪」や「故郷」や「朧月夜」といった文部省唱歌の傑作は、日本的様式美の一つの究極形だと思う。様式の解体を志す者は、先に様式を学ばねばならない。ちゃんとハイドンを聴きなさい。

 夜は一ヶ月遅れの歓送会。一年間、本当にお世話になりました。

2014/2/5 Wed

 いつか雪の地蔵尾根にチャレンジしたいね

 天気はとても良くなった。布団を干す。マーマレードを食べる。

 会社に行く。

 スーパーで売っているイーストが、もっとどす黒くてネバネバと糸を引いて一週間くらいで悪臭がするものだったら、「天然酵母」は今ほど膾炙していなかったのではないかと思う。白砂糖が妙に害悪として扱われてしまうのには、その並々ならぬ味覚的魅力に加えて、我々の直感が及ぶ適切な範囲を逸脱するくらい、「白すぎる」ことにも一因があるだろう。

 来週末はまた八ヶ岳に行くことにした。美濃戸口から赤岳鉱泉まで歩く予定。雪がなければ二時間半で終わるハイキングコースだ。できれば行者小屋まで足を伸ばしたいところ。

2014/2/6 Thu

 飲み屋に入りたくなるね

 天気はとても良い。昨日食べたのはマーマレードジャムではなくアプリコットジャムだった。味覚が狂っているんじゃない、記憶が狂っているんだ。

 会社に行く。

 ホロヴィッツのスクリャービンを聴く。Op.42-5 は人類の至宝のひとつであり、ホロヴィッツは斬鉄剣を持ったオーディンである。

 自然信仰そのものや「白砂糖は食べません」という主張そのものを否定するつもりは毛頭ないけれど、わざわざ「科学」を持ち出して持論を補強したがるところがあるのは解せない。そうやって自己欺瞞しないと信仰を続けられないのならば、「修行が足りんな」と言いたくなってしまうよ。

 夜は代官山と中目黒を散歩した。いいところだと思います。

2014/2/7 Fri

 油断しているとすぐ来ちゃうよ

 天気は悪くない。明日は大雪だそうだけど、本当ですかね。

 会社に行く。

 うまく仕事に集中できなくて良くない。仕事への集中力を上げるためには、ただひとつ、仕事に集中するしかない。そこのきみ、分かるね?

 三歳児神話の絶対視も本質的には信仰だと思っているけれど、それは子どもの環境をめぐる現実の追認を含んでおり、構造的な自己強化作用があることを忘れてはいけない。世の中のすべての人間が、日中保育園で楽しそうに遊んでいる子どもを「かわいそうな子」だと思い込んでしまったら、その子が本当に「かわいそうな子」になってしまうことは想像に難くないだろう。

 梅の花が咲き始めた。春が近づきつつある。

2014/2/8 Sat

 アイゼンはチョキですからね

 信じがたいことに、近年稀に見る大雪であった。一日降り続けていたよ。おれのアイゼンが火を吹くぜ!
 午前中は掃除と洗濯。少しだけピアノも弾いたよ。近所の公園を散歩する。子どもたちが雪合戦をしていたよ。いいねえいいねえ。
 お昼前に部屋を出る。昼食を取って、クルマの給油。帰り道にタイヤがスリップしてしまって難儀しました。なんとか脱出できたよ。怖い怖い。
 電車で渋谷に行き、LABI を見てから、Les deux Magots でケーキを食べてコーヒーを飲み、モンベルで買い物をした。夕食はカレーライス。











 もちろんアイゼンは履かなかった。アイスバーンが出来たら装着して破壊しようと思います。

[ 食事 ] 駒場「ペスカビアンカ」に行く

 サラダとマリナーラのピザをいただきました。うまいうまい。お魚の味がするよ。

2014/2/9 Sun

 左手が痛くなりました

 一転して晴天であった。気温も高い。急げや急げ。
 午前中は掃除と洗濯を済ませて、少しピアノを弾き、近所の公園を散歩した。立派なかまくらがあったよ。
 お昼には電車で本郷へ。瀬佐味亭で昼食を取り、大学を散歩する。医学部の前に実に見事な雪だるまがあったのでさすが医学部は違うなと思った。三四郎池を見て、近江屋でお菓子を買って、御茶ノ水まで歩いた。
 電車で新宿に行き、スタバでケーキを食べてコーヒーを飲み、エルブレスでゲートルを買った。来週は八ヶ岳だ。ビックロをちょっとだけ見ていく。中目黒から歩いて帰った。















 クルマのタイヤにチェーンをつけてみた。やっとフッカーの使い方が分かったよ。ゴム手袋が欲しくなるね。

[ 食事 ] 本郷「瀬佐味亭」に行く

 排骨担々麺をいただきました。相変わらずうまい。これだよこれ。

2014/2/10 Mon

 メサコンで済みませんね

 天気は悪くない。筋肉痛である。昨日のチェーン取付けのせいだろうか。

 会社に行く。

 部屋を出たらゴミ収集車がもう来ていたので慌ててゴミ袋を出した。あと三分遅かったらアウトだったな。運が良くて何よりだ。

 自分の叔父の奥さまは、自分の実家にいらっしゃったときに、雪が降れば黙って外に出て一人で雪かきをしている方だった。家の中で遊んでいた自分たちはばーさまに怒られて、叔母さまの雪かきを手伝いに行った。結局のところ、自分は家族や親戚に恵まれたと思っている。

 昨日の夜はちりとりを使ってささやかな除雪作業をした。自分はこういうことをしなければ自分が保てない人間だ。献血するのだって、席を譲るのだって、挨拶するのだって、自分が自分であることを確認するための儀式だ。

2014/2/11 Tue

 ゲートルの力を思い知らされました

 いい天気ですね。じゃあ山に行ってきます。

[ 外出 ] 高尾山に行く














2014/2/12 Wed

 声に出して読まれている日本語ですね

 曇り。全力で走り切った後はボリショイパビエーダと叫びます。

 会社に行く。

 ストラディバリウスのヴァイオリンをありがたがるのは、骨董趣味としては理解できるけれど、演奏道具としての性能が賞賛されていると「職人さんは三百年間寝ていたわけじゃありませんよ?」と言いたくなってしまうね。中世の人々は我々より美味しいパンを食べていたと思いますか?

 「煮詰まる」が「行き詰まる」の意で用いられるのは、やはり「煮詰まる」の方が我々の心に訴えかけてくる力を持っているからだろう。視覚的イメージもいいし、言葉の音そのものだっていい。

2014/2/13 Thu

 よく歩くことになりそうです

 曇り。いや、寒いね。マグカップにホットチョコレートを用意しよう。

 会社に行く。

 初等教育では、学問そのものに対する本質的な習熟度と同じくらい、あるいはそれ以上に、「お作法」についての習熟度が評価されているのではないか、というのが子どもの頃から自分が思っていたことのひとつだ。大人になった今は、少なくとも子どもの頃に比べれば、そのようなお作法の重要性についても理解を示しているつもりだ。ある程度はね。

 明日は出張だ。リュックを用意しよう。

[ 雑談 ] 「極限脱出 9時間9人9の扉」をクリアした

 この二週間、iPhone で毎日のように少しずつ遊び続けて、今日無事にクリアしました。メイントリックがメイントリックだっただけに、ストーリーは投げっぱなし・ザ・ワールドでありましたが、それもまた良し。こっちだって整合性を求めて遊んでいたわけじゃない。そんなに整合性が欲しいなら数学書でも読んでなさい。こまけぇこたぁいいんだよ!!

 存分に楽しませていただいたのだけど、不満を二つだけ。

1. 地の文がダサい。
2. パズルが遊べない。

 この二つがいい感じにブレンドされているのが、「部屋にちりばめられたいくつものパズルを解いてロックを解除した」みたいにあっさり書いてあるところね。えー! パズルがあるならおれに解かせてよ! 解かせてもらえないならそもそもあるってことを教えないでよ! 「続きは WEB で」じゃないよ!

 まあ、自分も大人になってしまったので、「ああ、きっともともとはここでプレイヤーがパズルを解く想定だったんだけど納期や資金や決裁の都合でパズルが実装できなかったんだろうなあ、きっと見切り発車で作っておいたけど結局実装できなかったパズルを担当した開発部隊は手戻りが発生してヤケ酒を飲んだんだろうなあ、今日も元気だメシがウマい!」と思う程度にはゲス野郎になりました。なってねえよ。

 というわけでググったのだけど、なるほど、オリジナルの DS 版ではちゃんとパズルも実装されていたのね。やれやれ、そちらを遊ぶべきだったか。

 そうそう、トゥルーエンドルートで淳平がノーヒントで暗証番号を当てるところを見て「ループ前提! ひぐらしか!」と思ったけど違ったね。済みませんでした。あと「ループ前提! エンドレスエイトか!」とも思ったね。え、違うの? あれってそういう話じゃないの?

 何はともあれ、楽しゅうございました。では次のゲームを遊ぶとしよう。

2014/2/14 Fri

 もう耳まで真っ赤ですよ

 皆の者、今日は我らがヴァレンタイン陛下の即位記念日である。陛下の寵愛に心から感謝するとともに、裏切り者は見つけ次第射殺するように。

 会社に行かない。

 出張に行ってきた。和幸で昼食を取る。ロースカツ、うまいです。

 電車を降りようとしたところ、帽子が落ちていることに気が付いたので拾い上げて、車外に出て「どなたかお忘れ物!」と叫んだ。無事に落とし主に渡せたところまでは良かった。そこまでは良かった。その後、若い女性たちが「やさしいよね」「なかなかできないよね」と話しているのを聞いてしまうまでは。

2014/2/15 Sat

 濡れ衣だったら申し訳ない

 目覚めたらまたしても雪景色である。午前中は強い雨であったが、午後には青空が広がった。
 掃除と洗濯を済ませて、雪かきをする。一旦、部屋で一休みしてから、池尻大橋で昼食を取り、再び雪かき。雪かきは、村上春樹語で言うところの文化的雪かきの文化的じゃない版である。知るか馬鹿。
 午後は電車で新宿へ。伊勢丹で調理器具を見てから、ブックファーストで本を買っていく。ハルクで登山用品を見て帰る。







 ブックファーストのレジで寸借詐欺をやろうとしているおじいさんがいてレベル高いなあと思った。「この本を担保に」と言っていたよ。詐欺ではなかったのかも知れない。

[ 食事 ] 池尻大橋「富士山ホープ」に行く

 カツカレーをいただきました。モリモリ食べるよ。

[ 食事 ] 池尻大橋「万豚記」に行く

 豚ニラもやし麺をいただきました。懐かしい味だ。

2014/2/16 Sun

 見やすいのはいいんだけどね

 とても良い天気になってくれた。日焼けが心配だ。
 午前中は掃除と洗濯をして、布団を干す。ちょっとピアノも弾いたよ。近所の公園を散歩してから、電車で大手町へ。丸の内で昼食を取って、新丸ビルを見ていく。オシャレ家具はいいねえ。アンティークのダイニングテーブルが素敵だったよ。いいなあ。
 八重洲ブックセンターで本を買い込み、福島県のアンテナショップに寄っていく。京橋の montbell はお休みだったので、銀座まで歩き、YAMAHA で楽譜を買った。ウィーン原典版のモーツァルトピアノソナタ集第二巻。これで KV 331 が弾ける。











 ウィーン原典版の印刷もすっかり小綺麗になってしまっていて、そのことはあまり歓迎していない。これじゃ全音の楽譜みたいだ。

[ 食事 ] 丸の内「DEAN & DELUCA」に行く

 ハンバーガーを食べて、コーヒーを飲む。さすがにうまいね。のんびりとした時間を過ごすことができました。

2014/2/17 Mon

 またそのうち行けますよ

 天気はとても良い。雪を蹴散らして歩く。そこで必殺ローキックだ。

 会社に行く。

 昨日八重洲ブックセンターで買った耳栓をつけて仕事をした。能率は上がったような気もするし、別に変わらないような気もする。儀式だろうか。

 耳栓は発泡素材で出来ている。指先で圧縮して細長い形状にし、耳の穴に差し込んで、形状が復元するのを待つ。ぷちぷちという音が聞こえる。

 先週末は八ヶ岳に行くはずだったのだけど、中央自動車道も中央線も止まっていたので行けるわけもなかった。果報は寝て待てだ。

[ 漫画 ] さだやす圭「ああ播磨灘(7)-(8)」講談社漫画文庫

 第7巻は天山修行編。愚地克巳が範馬勇次郎のところで修行する話だと思えばだいたい合ってます。崖から突き落とされたり、頭皮を剥がれたり、腕を取られたりしていく感じ。そして克巳以上に強くなっていく勇次郎。
 第8巻は脇役ズ大活躍と播磨灘人間宣言編。秩父親方はマジイケメンで、理事長はどう見てもツンデレ。白鳳覚醒フラグはどう見ても負けフラグなので今から第9巻が楽しみです。そろそろ死人が出てもおかしくないぜ。

2014/2/18 Tue

 田中角栄は出てくるのだろうか

 今日も天気は良い。朝、柑橘の木の下を通り過ぎるのが好きです。

 会社に行く。

 言語世界の多様性が日々失われつつあるように、我々の思考多様性もまた日々失われつつある。標準語で「までだない」が理解できるものか。

 以前も書いたが、運指とは解である。ドビュッシーは、演奏者が所与の解を鵜呑みにしてしまうことを批判し、演奏者自身が最適解を模索することの重要性を訴えた。もちろんそれは一理あるのだけど、凡百の演奏者には決してたどり着くことのできない極致が見たいと思ってしまうのも人情だろう。ねえ、美しい解が見たいんだよ。

 夜、中目黒のブックオフで「ムダヅモ無き改革」を買った。とても楽しみにしている。

2014/2/19 Wed

 弾ける手が欲しいもので

 今日も天気は良い。三日後は猫の日である。各自、訓練を怠るな。

 会社に行く。

 先輩に猫を飼うように説得した。ろくでもない真似ばかりしている。

 グレインジャーの Blithe Bells における異常な運指指示は、演奏者の信仰を問うものだと思っている。あの 33333 という正直ウケ狙いとしか思えない解を、正しい答えだと心の底から信じる者だけが、神さまに愛されるのです。

 言うまでもありませんが、あの曲は大好きです。よく出来ています。

2014/2/20 Thu

 ハードディスクを消さないとね

 今日も天気は良い。今にして思えば、それがすべての始まりだったのだ。

 会社に行く。

 タスクは腐るほどあるけれど、一つ一つ片付けていくしかないよ。

 自分はそれなりに病院に通っているけれど、それでも去年一年間の医療費について調べてみると、保険という仕組みにおいて、自分はまだまだ「助けられる側」ではなく「助ける側」であるようだ。保険というものがいかに深刻な状況を想定しているかよく分かるし、それでいいと思う。

 八年前に買ったノートパソコンのリサイクル手続きを進める。

2014/2/21 Fri

 衝動買いもすてきだと思いますよ

 あまりにも良い天気だったので、わたしは空を破り捨ててしまいました。

 会社に行く。

 早くも夏休みのことを考え始めている。バリ島にでも行こうか。

 「法律がややこしいのは弁護士の既得権のため」や、「税制がややこしいのは税理士の既得権のため」は、陰謀論としてハンロンの剃刀によって切り落とすべきなのであろう。エラーひとつ許されない世界において、長年の経緯の蓄積を背負い、日々雑多なアップデートが繰り返されて、それでいてあらゆる処理に対応できるように作られたコードは、大抵汚い。心も同じだ。

「いいや、おれの心は綺麗だね」「心が綺麗な人間は深夜のブックオフで『ムダヅモ無き改革』を衝動買いしません」

2014/2/22 Sat

 じゃあ転職したら買おうぜ

 天気は良い。絶好の猫の日である。
 午前中は掃除と洗濯を済ませて、自転車で下北沢に行く。美容院で髪を切っていただき、Zoff で眼鏡の調整をしていただいて、オオゼキで買い物をして帰る。
 一旦部屋に戻ってから、青山へ。昼食を取って、渋谷に向かう。東急ハンズで念願のウォールステッカーを買い、mont-bell で登山用靴下を買っていく。クライミングに挑戦している方がいたよ。無印良品で仕事用のカバンを買って、MUJI Cafe でジュースを飲む。ビックカメラと LABI に寄って、近所でパンとお総菜を買って帰った。







 ロフトで SAZABY のカバンが格安で売っていたのだけど、仕事用ではちょっと厳しいカラーリングだったので諦めた。

[ 食事 ] 渋谷「もうやんカレー」に行く

 久し振り。美味しいカレーをモリモリ食べてきました。うまいうまい。元気が出るよ。

2014/2/23 Sun

 猫を四匹見ました

 いい天気ですね。じゃあ山に行ってきます。

[ 外出 ] 高尾山から小仏峠に行く














[ 食事 ] 下北沢「夢月」に行く

 親子丼と冷たいおそばをいただきました。やっぱりおそばはいいですね。

2014/2/24 Mon

 就活のときに買ったんだよ

 曇り。昨日の夜は、アイゼンを干して、ゲートルを干して、シートを干して、ポールを干して、登山靴を干して、洗濯物を干した。よく乾いておくれ。

 会社に行く。

 登山時はチョコレートをボリボリ食べるようにしている。腹が減っては戦はできぬ。森永 DARS だと一口三個が標準ですね。

 聖闘士星矢の廬山亢龍覇の発想力は異常だよね。いや、もともと異常な漫画だったけどさ、あれは本当に凄いよ。だってスーパー大ジャンプで敵キャラと一緒に宇宙に向かうんだぜ? アポロ計画、要らねえんじゃねえの? 格ゲーだったらある意味ダブル K.O. だよ?

 表参道で買ったカップケーキを食べる。長年愛用してきた仕事用のカバンに別れを告げる。

2014/2/25 Tue

 今度こそ行けますように

 天気は良い。新しいカバンさんと出勤する。まあ、ひとつよろしく。

 会社に行く。

 実家ではばーさまが畑でいろいろ野菜を育てていた。イチゴの季節になると、大鉢にイチゴを山盛りにして、どっさり砂糖をかけてラップに包んで冷蔵庫に入れておいたものだ。同じものを東京で作ろうと思ったら何千円かかることだろう。

 今の自分は都会の人間で、どうしたことか恵まれた暮らしを送っているけれど、たまにあのイチゴの砂糖漬けのことを思い出してしまう。あの赤く美しい液体のことを思い出してしまう。

 来週末あたりに八ヶ岳に行きたい。また雪を歩きたい。

2014/2/26 Wed

 今でもそれなりに解けますよ

 天気は良い。いいかい、困ったときにはフライングニードロップだよ。

 会社に行く。

 発達障害のひとつの傾向に「行間が読めない」というのがあるらしいけど、自分も子どもの頃にはなかなか行間が読めなかった。「行間を読むものだ」ということを知らなかったし、誰かに教えられた記憶もなかった。暗号を読まされているようにさえ感じた。あるとき、どこかで「行間を読む」という概念が明示的に説明された文章を読んで、それからは行間を読むことができるようになった。水に落ちなかったのは幸せなことだ。

 入試の時期なので数学の問題を解いている。懐かしい時間だ。

2014/2/27 Thu

 心に棚を作りすぎですよ

 雨。クルマで新宿の病院に行き、すぐに引き返す。警察署で車庫証明の手続を行い、部屋で掃除と洗濯をした。荷物を片付けて、新宿で昼食を取る。

 会社に行く。

 楽譜の指番号に書いているのは、他ならぬ我々自身だ。指番号に忠実に演奏することは一種の矯正作業であり、自分自身の手癖というものは、誰かに矯正されることによって初めて相対化され認識されるものである。レシピにも同じようなことが言えるだろう。

 もちろん自分は、「あらゆる手癖は矯正されるべきである」とは思わないし、「あらゆる手癖は矯正されるべきでない」とも思わない。ただ、一般論としては、この世にあるほぼすべての個性は、悲しくなるくらい凡庸だ。

[ 食事 ] 新宿「柿安三尺三寸箸」に行く

 よく来てしまうね。これも一種の手癖かも知れない。唐揚げうまいです。

[ 映画 ] 「おおかみこどもの雨と雪」

 もう! おれがこういうのに弱いって知ってるくせに! こら! 高木正勝は公文の曲も弾いてろ!

 あらすじ。花はどこにでもいる普通の女子大学生でしたが、まあ、いろいろあって、スーパー逆境人生を歩むことになりました。社会からの迫害に押し潰されそうになる花を助けてくれたのは、そう、ミスターツンデレこと韮崎のおじいちゃんと、細田守大明神のあらゆる物語を吹っ飛ばす超絶演出だったのです。雪原大疾走! 教室経年パンニング! マジ美しい国の北アルプス! カーテン揺れ揺れメタモルフォーゼ! あかつきの! 大! 咆! 哮!

 常識的に考えれば、花が逆境人生に突入した段階で、友達に打ち明けるなり親類に相談するなり公的支援に頼るなり、いろいろ他者と負担を分け合う現実的な手段があるはずなのに、「ざんねーん! おおかみこどもがいるからそこは禁じ手でしたー! 自宅出産するしかなかったんでーす! 予防接種も受けられないんでーす! 田舎に引っ越すしかないんでーす! ベロベロバー!」「ぐぬぬぬぬ」状態ですよ。やりおった、こやつやりおった。

 というわけで、花の社会的孤立や都会からの逃遁を巧みに誘導するストーリー展開に感心するとともに、悪趣味で申し訳ないんですが、要所要所で花の内面にある自然信仰が見え隠れしていて笑いました。妊娠が判明して最初に借りる本が「心と体にやさしい自然出産」て。おまえ分かりやすいな! あんまりピザポテトとかからあげクンとか食わないタイプだな! 桃の天然水を飲み過ぎると糖尿病に! 白砂糖は化学物質! 放射性セシウムにはやっぱレメディだよね! レメディとカバディって似てるよね! マクロビとエアロビも似てるよね!

 真面目な話、自然信仰についてはただのスパイスと度外視するとしても、花があまりにも完璧超人として描かれているので、「あのう、もうちょっと彼女を人間らしく扱っていただけないでしょうか?」というのが正直な感想でした。花の母親としての神話的無謬性については言うまでもありませんが、地方移住者としてもこれはちょっと魔人級ですよ。空き家で暮らすのだって荒れ地を開墾するのだって、就活でコミュ力ばかり求められる現代人にとっては、痛ましいまでの訓練、専門的な教育、そして高度な技術が必要でしょう。隣人のアドバイスをちょっといただいて、あとは意地や信念でなんとかなった? おまえはスーパーサイヤ人か? 実は影でこっそりイヤボーンか?

 もちろん、施川ユウキが「雪は信頼できない語り手なのか?」と指摘しているように、あくまでも花は「雪から見た花」であるわけですが、それはまた別のお話。また、もしも本当に、花をこのように完璧超人に至らしめたのが敬虔なる自然信仰の力であったとすれば、花はまさに、俗世を超越した「聖人」だったということでしょう。

(もちろん、必ずしもそう読み取ることはできません。単に学術的興味や、それこそ安易な自然崇拝を批判するために、自然信仰に関する本を読むひとは決して珍しくないでしょう。聖書を読んでいたからといってキリスト教徒とは限りません。あなたがそうであるように、人間とは多義的、多面的なものです。)

 でも、いいんです。だって、逆境人生も完璧超人も、難病で死んじゃうことが確定的に明らかなゲーセンで出会った不思議な子も、大明神による超絶演出のためのお膳立てに過ぎないんですから。物語のために演出があるのではありません、演出のために物語があるのです。雨が先生の後継を決断しないようでは、雪のカミングアウトが拒絶されるようでは、花が子どもたちの自立を喜べないようでは、不思議な子がウェディングドレスを見て「うわぁやだなにそれキモイ」と言うようでは、クライマックスの感動は台無しなのです。感動こそが正義なのです。分かりましたか、皆さん。それでは、今日の授業はここで終わります。

2014/2/28 Fri

 「瞑想」がすてきでした

 晴れ。とても暖かかった。春のにおいがしたよ。

 会社に行く。

 病院に行ってきた。予約を取る。

 鼻水とくしゃみが止まらないのでパブロンを飲んだのだけど、いつものように悲しくなってきて困ってしまった。根本的には自分の感情なんて所詮パブロンで操作できる程度のものだと思っている。

 シャヴァンヌ展を見て帰る。シャヴァンヌといえば「貧しき漁夫」ですよね。

[ 映画 ] 「ドラゴンボールZ 神と神」

「楽しいビンゴ!」
  〜 ビンゴ大会について、ベジータ

 新キャラの破壊神ビルスさまと付き人のウイスが、スーパーサイヤ人ゴッドを求めてブルマさん(38)の誕生日パーティーに乱入してきたからさあ大変、ベジータ王子の体を張った接待タイムが始まりました、というお話。おれがこの二十年間ですっかり大人になってしまったように、ベジータもまたこの二十年間ですっかり大人になってしまったのかと思うと感慨ひとしおですね。敵味方でいがみ合いが全くないところがポストモダン。ポストモダン?

 ビーデルさん伏線がなかなか良かったですね。なるほどそう来たか。しかしわざわざこの伏線のために寸劇をやって事故を起こしたのかと思うと、悟飯の存在があわれですね。いい年して母親に怒られているのがまた、人間関係の変化に乏しいドラゴンボールの世界観を象徴しているかのようです。

 バトルシーンはなんかもうどうでもいいや。確かにカッコイイけどさ、いや、あれ、ただ殴り合ってるだけじゃん。昔、アメリカ人の方から「好きな漫画はセーラームーンだなー。ドラゴンボール? あれ殴り合ってるだけじゃん」と言われて吹いたことがあるのですが、今ならその気持ちが分かる気がします。これが小さな世界ってやつですね!

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