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前半の展開には「なんというご都合主義! これなんてエロゲ!」と思ってしまったけど、うん、まあ、もういいじゃないですか。そんなことを言い出したら「ノルウェイの森」なんて読めなくなりますよ。幼なじみは窓から入ってくるし、シータは空から降ってくるんですよ。それが摂理ってもんですよ。
それはいい。後半を読んでいたら、学生の頃の苦々しい気持ちをいろいろ思い出してしまった。マユの「金銭感覚」に難癖をつけるシーンは読んでいて胃が痛くなってしまったよ。こういう暴力的振る舞いや悪意の発露は本当に苦手だ。「まっくろなアイツ」は怖いね。よく分からないひとは小出豊の「お城が見える」でも見たらいいですよ。あれはほんとトラウマ(誤用)になります。
読後の感想は「病気の子どもはいないんだ」でした。阿美寮に向かう直子もいなかったし、春の深まりに震えるワタナベくんもいなかったし、キズキはそもそも死んでなかったんですよ。良かったじゃないですか。コールくんは最後に救われたんですよ。
ずいぶん前に見てた。相変わらずのディスコミュニケーターズでした。いちいち怒鳴るな。あと大風呂敷を広げるな。ふざけるな。脚を蹴るな。
「お、おまえは死んだはずの! モハメド・アヴドゥル!」「 YES I AM !」とかいう、そういうあれでした。ラストのザ・世界さんはどう考えてもジョジョへのオマージュ。というか、このドラマそのものがジョジョへのオマージュだよね。そんなことは分かっている。スタンド使いが多すぎるんだよ。「実は東方朋子はスタンド使いでしたー!」みたいな展開、誰が得するわけ?
それはいい。野々村係長待遇のカッコイイ演説が発動する度に真っ白になっている自分がいるので、このドラマはもうひたすらロボが餃子を流していればいいと思う。ローボローボロボさかなのこ。
晴れたり曇ったり。少しだけ雨も降り出したが、大したことはなかった。
午前中は部屋の掃除をしてから、下北沢で髪を切っていただいた。部屋に戻ってピアノを弾き、スパゲッティを茹でて、ニンニクとズッキーニとベーコンを炒めて市販のトマトソースを加える。
お昼頃には電車で久我山へ。ラパンでパンを買ってから、不動産屋に行き、久我山の物件と井の頭の物件を内覧させていただいた。どちらも静かそうなところでとても良かったよ。むしろ広すぎるくらいだ。
近くのカフェに寄ってから、公園を通り抜けて、井の頭公園駅から帰る。夕食後、自転車で都議会選の期日前投票に行ってきた。
今回は、「ボーン・ディス・ウェイ」戦が終わり、「ペイズリー・パーク」発動、虹村さんの正体、レモンとみかんと吉良吉影、そしてカツアゲロードへ。
カツアゲロードのくだりを見れば誰もが「ザ・ロック! 小林玉美! え、どこどこ、どこにいるの?」と思ってしまうわけですが、じゃああそこでどの人物がスタンド使いなのかというと、やはりあの犬を連れたおじいさんしか考えられないわけで、時の流れは残酷であると言わざるを得ません。 露伴ちゃんがペンもろくに握れないアル中老人になってたらおれ泣いちゃうよ?
ところで、あの、なんでホリーさんはブーツを履こうとしていたんですか?
「ブーツのサイズが小さかったですか?」
「マテリアル!」
分かってる。分かってるよ。でも言わせてくれ。なんだこの世界。
とてもよく晴れてくれた。梅雨の晴れ間であるよ。青空が美しいよ。
会社に行く。
自分は常々、「自分は恵まれた暮らしを送っているけど、それはありがたい偶然の結果であって、自分の努力や善行の結果ではない」と主張している。嘘でも謙遜でもない。本当に、本当にそう思っている。
パーフェクトベビー願望は、「努力は必ず報われる」という思想と無関係ではないだろう。このような思想は、もちろん、自他に対し努力を称揚するという点において実利的な意味を持つものであり、だからこそ、ここまで根強く膾炙しているのだろうが、一方で「副作用」があることも忘れてはいけない。
お昼休みに本屋に駆け込んで「山と高原地図」を買ってしまった。いてもたってもいられなかったんだ。
稀代の天才詐欺師ディカプリオと執拗に彼を追いかける FBI 捜査官トム・ハンクスの夢の対決でありました。要するにルパン VS 銭形警部だよ。絶体絶命のピンチに追い詰められるディカプリオ! どうする? どうする!?
Q1 : ディカプリオの潜伏する部屋にトム・ハンクスが突入し、ディカプリオに向かって銃を突き付ける。部屋の中には証拠品が山ほどあり、言い逃れはできそうにない。どうする? どうする!?
A1 : 証拠品について解説を始める。
Q2 : バークレー卒の法律屋であると言い張るディカプリオ。しかし折悪しく目の前の男もまたバークレー卒の法律屋であった。男は情け容赦なくディカプリオにバークレー内輪ネタを繰り出してくる。どうする? どうする!?
A2 : 分からぬなら 殺してしまえ ホトトギス
Q3 : ディカプリオが向かうはマイアミ国際空港。しかしそこにはトム・ハンクスをはじめ、100人態勢の厳重な警戒網が張られていた。彼らの目をかいくぐって航空機に乗ることはまず不可能。どうする? どうする!?
A3 : 近くの大学に電話をかける。
そういうわけで、楽しい楽しい追いかけっこ映画でありました。逮捕劇はやや腰砕けでしたが、まあそれもいいさ。
朝は曇っていたが、やがて夏のような日差しが降り注いだ。夏のような、じゃないよ。夏だよ。
午前中は部屋の掃除をしてから、自転車屋に行き、自転車を修理に出す。公園を散歩して帰り、自転車を回収した。昼食にスパゲッティを茹でてレトルトのソースをかける。休みの昼食は基本的にスパゲッティです。
午後はクルマで中野坂上に行き、すぐに引き返す。部屋でしばらくのんびり過ごし、部屋の片付けをして、ピアノを弾いた。
夕方は自転車で大学に行くものの、イタリアントマトはもう閉店していたので、アイスを買って和館の縁側で食べた。近所のパン屋に寄って帰り、夕食にラム肉を焼いた。
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