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今日は曇り。分かってないねえ。八月だよ。何もかもが光り輝く季節だよ。
会社に行く。+7
調子は悪くない。新しい仕事に渋々手をつける。いやはや、これは高い山であるねえ。どう登ったものだろうか。コーヒーを飲んで、構想を練る。
ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」は、重火器戦のような曲だと思う。無尽の銃弾が闇夜を飛び交い、横殴りの爆撃音が鼓膜を打ち、紅蓮の火柱が星々を掻き消す。殲滅せよ。繰り返す、殲滅せよ。明け方になり、塹壕の中で目が覚めた頃には、ピアノも消し炭になっている。
駒場の学生会館の中庭にプールがあったことを覚えている。プールといっても、全く管理されていないようで、水の色もひどく濁っており、辺りには雑草が生い茂っていた。プールというよりも沼というべきものだった。あれは本当にプールだったのだろうか。
今日も曇り。夜には小雨が降ったよ。八月なんだけどねえ。涼しいもんだ。
会社に行く。
山登りの準備を始める。先輩と二時間半打ち合わせをして計画を立てて、詳細の不明な点をメールで問い合わせる。もちろん山登りは比喩です。
パソコンの楽譜を Dropbox と同期させることにした。これでどこでも iPhone で楽譜が読める。音楽を聴くときに楽譜を読むことは、料理を眺めるときに匂いを嗅ぐことだと思っている。弾くことは食べることであり、作ることは作ることである。「またすぐそんな暴論を。ラヴェルだってすべての楽器が弾けたわけじゃないでしょう」「そこでヒンデミットですよ!」「なにがそこでだ!」
夕食後、ストレッチと筋トレをした。継続は力なり。
しねえよ。するわけねえだろ。馬鹿か。
パソコンからアップロードするときは Dropbox フォルダにドカドカ放り込めばいいのだけど、問題は iPhone からアップロードするときですね。Dropbox アプリにはブラウザ機能はないので、Downloads や GoodReader を使ってブラウジングしないといけない。目的の pdf ファイルを保存したら Open in Dropbox でアップロードすれば終わり。Safari だと何故かファイルネームが維持されないので困ります。これには何度煮え湯を飲まされてきたことか。
楽譜を読むときは、そのまま Dropbox を使ってもいいのだけど、ちょっと動きがカクカクしているのが引っかかる。GoodReader もなんだかもっさりしているし、iBook は読み込み時に若干イラっとする。ComicGlass は右綴じ左綴じの設定が面倒なので、もう楽譜を読むときも Downloads でいいのかも知れない。ダウンロードのときに使っておけば、ファイルを再コピーする手間も省けるしね。
こうなってくると iPad が欲しくなってきますね。iPad 3 が出たら買ってしまおうかしら。自分が楽譜に飽きることは、たぶん一生ないだろうからね。
だからしねえよ。
Downloads には Dropbox 連携機能があったのね。うん、これは便利だわ。Downloads でのブラウジングからダイレクトに Dropbox 保存ができるし、Dropbox の中のファイルが Downloads からダイレクトに読める。二十一世紀ってすごいですね。
ただし、オフライン環境では Dropbox の中のファイルが読めないのが痛い。これは当たり前のことのようなのだけど、Dropbox の中のファイルを Downloads で読もうとすると、そのファイルは一旦 iPhone のどこかにダウンロードされるんですね。このダウンロードしたファイルが、すぐに消されるというわけでもないのに、何故かオフライン環境では読むことができない。Dropbox の中のファイルをダウンロードしてオフライン閲覧したかったら、Downloads で Files へのコピー操作をわざわざ行うか、あるいは Dropbox アプリを立ち上げて Open in Downloads で Files 保存をする必要があるようです。
青空に白い雲が浮かんでいた。分かっているねえ。それでこそ八月だよ。
会社に行く。
お昼休みに窓の外を眺めていたら、隣の部署の後輩が「あの雲、ラピュタみたいでカッコイイですね」と言ってきた。みんなラピュタが大好きだからね。
ひたすら山を登り続ける。八合目でビバーク。なんとか明日には登頂できるだろうか。どうして山に登るのかって? そこに業務命令があるからだよ。
iPhone の iPod アプリで、Cover Flow のように、アルバムがアーティスト順に表示されたらいいんだけどなあ、と思う。アーティスト一覧ではどんなアルバムがあるのかすぐには分からないし、アルバム一覧はアルバム順に表示されてしまう。困ったね。
学園ラブコメ時間 SF ショートショートでした。「ハルヒみたいなもん?」「たぶん違います」
面白かったですよ。やっぱり古橋さんはいいなあ。この中では「トトカミじゃ」がとても良かったですね。一歩先を行かれてしまった。
yamy の .mayu に二行追加。以下のとおり。
include "109.mayu" # 109 キーボード設定
keymap Global
mod control -= RightControl
mod mod0 = RightControl
key M0-*S-Up = *S-PageUp
key M0-*S-Down = *S-PageDown
key M0-*S-Left = *S-Home
key M0-*S-Right = *S-End
key M0-Solidus = VolumeDown
key M0-ReverseSolidus = VolumeUp
またひとつ快適になりました。
いい天気であった。筋肉痛も悪くないさ。今日も仕事をがんばりましょう。
会社に行く。
健康診断の結果が出た。半年前に極端な異常値を叩き出していた ALT (GPT) が、ちゃんと正常の範囲内になっていたよ。生活改善の成果ですね。
過失が罪に問われるということは、「常に注意を欠くな」、「常に結果の発生を予見しろ」、「ここは戦場だ」ということだ。漫然と過ごしている者は、死神が大鎌を振るったとき、民衆から指を突き付けられ、牢屋に入れられてしまう。悪意がなかったとしても他人を傷付けた人間は許されない。死神を恐れない者は糾弾される。そういうものだ。自分はそんな世界観に同意署名した覚えはないけれど、世の中がそういうものだということは知っている。
二十歳の頃から変わらずに持ち続けている家具類は驚くほど少ない。あの頃のベッドも本棚も電子ピアノも机もパソコンデスクもテレビラックもマットも洗濯機も冷蔵庫も電子レンジもテレビも電話機もノートパソコンも CRT モニタも CD プレイヤーも、とっくの昔に処分してしまっていて、今はもうない。ローテーブルは今、洗濯機の下にある。回転椅子だけが現役だ。
もう何度目ですか。
由緒正しい SF バイオレンスアクション映画でした。むちゃくちゃ面白いですよね、これ。鼻穴のシーンと顔面のシーンと汗のシーンが小学生の頃から大好きです。
数年振りに改めて見たわけだけど、監禁脱出の場面では吹き出してしまったよ。
そこで問題だ! この身動きの取れない状況でどうやってこの機械から抜け出すか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え@ ハンサムシュワちゃんは突如反撃のアイデアがひらめく
答えA 仲間がきて助けてくれる
答えB かわせない。現実は非情である。
正解は――まあいいや。シュワちゃんだからね。しかたないね。
ついに今年もまたこの日が来てしまった。そう、八月二十日である。何度も書いているとおり、八月二十日は一年で最も語呂がいい日である。
午前中は掃除と洗濯。お昼頃に部屋を出て、新宿のミロードで昼食を取って、都庁の展望台に行ってきた。もちろん、眺めの良いところは大好きです。スタバでエスプレッソを飲んで、ブックファーストで本を買う。+7
夕方に自転車に乗って、中目黒の transparente まで行ってきた。
これまでのあらすじ。WMP12 の DLNA サーバー機能を使って LT-V100 からパソコンの音楽動画を呼び出そうとしていたミルクチャンは、Windows 7 の画像自動生成機能と LT-V100 の動画シーク不可設計にブチ切れていたため、こちらを参考にネットワーク共有の設定を行ったのであった。続く。
小雨が降る。午前中に近所を散歩した。公園の池で金魚が泳いでいたよ。
お昼頃に部屋を出て、明大前で昼食を取る。電車で湯島に行き、どら焼きを買って、秋葉原まで歩いた。電気屋をふらふら巡る。昔は欲しいものが山のようにあったのに、今ではそういうものがびっくりするほど少なくなった。QuietComfort 15 は欲しいね。いつだって手に入らないものが欲しいものか。
山手線で渋谷。FOOD SHOW で買い物をして帰る。ジェラートは我慢。
LT-V100 では、動画ファイルのシークができないのだけど、ISO ファイルではスキップやチャプター選択ができる。これが一条の光であろうか。
今はノートパソコンの外付け HDD に共有設定をして、LT-V100 から見えるようにしているのだけど、ノートパソコンを起動させて接続しないと使えない点であんまりよろしくない。欲しいものは NAS かも知れない。そんなもの一体どこに置くんだ。
曇り。わけあって午前中は自宅待機。昼食を済ませてから出勤する。
会社に行く。
先輩から「ランチのうまい店、知らない?」と聞かれたので「え、どうしたんですか?」と聞き返したら「うっせえ聞くな!」と言われた。なんて分かりやすいひとなんだ。Brasserie Gus と Le Coquillage と Nid Cafe と Concombre と Brasserie de l'institut を勧めておいた。誰にだって必殺の店くらいあるさ。
というわけで、つくづく自分はフレンチが好きなのだということを痛感した。
LT-V100 はネットワーク共有だと動画ファイルも三十秒スキップができるのね。いずれにせよ、ユーザインターフェースとしては貧弱だよ。
これはいい。これはいいよ。随所に鬼演出が張り巡らされていて、エレキギターを多用した BGM の使い方もうまく、原作より遙かに面白かった。もともと悪意に満ちていた素材ではあったけれど、それをここまで料理してくれるとはね。正直に言って、原作を読んでも映画以上のものを得るのはなかなか難しいように思う。
「てめえ、かなえさん dis ってんのかー!」「まあ、dis ってるかもね」
しかし、渡辺くんとお母さんとのくだりでは、妙に表現が薄っぺらくてげんなりしてしまったのだけど、これは原作でもひどかったのだから仕方ない。これじゃあ渡辺くんもお母さんも、ただのバカにしか見えないじゃないか。ただ、その薄っぺらさもまた意図的なものである可能性は否定できない。中学生に薄っぺらじゃない人格なんてあるわけないだろう。そして、誰だって自分の世界で最もマシな存在に手を伸ばすしかないのだ。
ところで、美月にはもうちょっと淡々とウェルテルを告発して欲しかったんですよね。指を差すなんて下品ですよ。あとウェルテルは、これじゃあちょっとおバカなイイ奴じゃないですか。ウェルテルはもっと俗悪で狡猾で打算的なゲス野郎ですよ。あと森口先生はもうちょっとダイレクト悪意を発揮すべきでしたよ。
やいやい言いましたが、優れた映画であることは間違いないと思います。最後に。この映画のジャンルはホラーです。お気をつけて。
"Button, Button" が嫌いなひとなんているんですか?
自分は "Button, Button" を「新トワイライトゾーン」で見たのですが、そのときは「こんなに凄い作品が、この世にあるとは」と思いました。その評価は今でもあまり変わっていません。当時一ミリも期待せずに見ただけに、衝撃がフルスイング金属バット並に頭に叩き付けられたことを覚えています。
だから "Button, Button" が映画化されたと知ったとき、こう思ったのです。
「その映画からは、絶対に、あの衝撃は味わえないだろう」
もちろん、その予想は当たりました。当たるべくして当たる予想です。当たり前のことを当たり前に思っただけであって、「今夜自分は麦茶を飲むだろう」という予言となんら変わりはしない。多湖輝が言ったように、処女作は二度と書くことができないし、初恋は二度とできないのです。
誰だってこう考えるはずです。
「どうやって "Button, Button" を二時間にするんだ?」
物事には適切な長さというものがあります。リストのピアノソナタを五分で弾く人間はいないし、ショパンの蝶々に一時間かける人間もいない。"Button, Button" はせいぜい三十分のお話です。十五分でもなんとかなるかも知れない。五分にまとめることだって不可能じゃない。そんな "Button, Button" をどうやって二時間にするんだ? レントより遅くするつもりか?
その答えがここにありました。「トンデモだ!」
というわけで、ものすごく長い前振りを書きましたが、要するに "Button, Button" を下敷きにしたトンデモ映画でした。これはいいね。ここまで全然違う話だと逆に楽しくなってくるよ。まったく比較する気になれなかった。大満足です。
参考。またしても施川ユウキ(@ramuniikun)の「運命のボタン」評
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