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およそ一年振り。シードル、サラダ、オープンサンド、クレープを頂きました。どれもとても美味しかった。やっぱりここの料理はいいねえ。ただ、これ、全部で 1000kcal くらいあったんじゃないかなあ。毎日ここで食事を取ったら太るだろうね。
久し振りに来ました。
フランスパン、バター、オードブル盛り合わせ、鶏肉のパン粉焼き、エスプレッソ、洋梨のタルト。どれもとても美味しかった。大満足です。しかし、何を今更ではあるけれど、ブラッスリーに一人で入るのは勇気が要るね。
混じり気なしの村上春樹でございました。中島誠之助先生なら「正真正銘、村上春樹の短編集の本物に間違いありません!」と言ってくれることでしょう。
最も印象的だったのは「日々移動する腎臓の形をした石」です。タイトルがいいですよね。ひびいどうするじんぞうのかたちをしたいし。これを音読すると 2-5-5-6-2 のリズムになりますが、「日々」はやはり小節の最後の二音だと解釈されるので、本来あるべきリズムは 5-5-6-6 でしょう。「石」と「日々」の間には二つ休符があるというわけですね。一見すると 5-5-6-5 でも 5-5-6-7 でも良さそうなものですが、安易にそう考えてしまうのが素人の浅知恵というものです。解はひとつしかありません。
脳味噌が骨折するくらい面白かった。やっぱりこのひと凄いわ。よくここまで考える気になれるなあ。
あらすじ。ヨコヤ戦は遺恨を残しました。続く。
半年前に「もうちょっとマシな秋山のライバルを用意して下さいよ」と書いていたのですが、このことは謹んで撤回させて頂きます。ヨコヤは強いね。設定や性格はともかく、強さに関しては疑いようがない。これからが楽しみです。
それぞれベストスリーを淡々と発表するよ。
小説。
1 筒井康隆「虚航船団」
2 村上春樹「東京奇譚集」
3 青山七恵「ひとり日和」
漫画。
1 施川ユウキ「サナギさん」
2 甲斐谷忍「LIAR GAME」
3 日本橋ヨヲコ「少女ファイト」
映画。
1 David Lynch "Eraserhead"
2 細田守「時をかける少女」
3 荻上直子「かもめ食堂」
筒井康隆と David Lynch が二年連続で首位をキープ。職業変態は本当にいいですね。
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