|
長くて、しかも、お別れだった。
確か二週間ほど前に読み終えていたのだけど、書き忘れていたので。マーロウが殴ったり殴られたり殴ったり殴られたりする素晴らしい話でした。お願いですからみんなもうちょっとまともに生きてくださいよ。平凡で普通のサラリーマンになって幸せなご家庭でも築いてくださいよ。
感想。マーロウがあまりにも格好つけ過ぎているのでどうしてくれようと思った。こういう七面倒な奴は、嫌いなタイプではないのだけど、好きなタイプだと言い切るのも気が引けるね。ラストシーンにはやられましたよ。よくここに着地できたなあ。
どうでもいいのだけど、読み始める前から読み終えた後までずっと、タイトルを「長いお別れ」ではなく「長い別れ」だと思い込んでいた。「長い別れ」の方がクールに思えるのは、自分が昭和の終わる七年前に生まれた人間だからだろうか。きっとそうだ。
そうそう、どうしても表紙が好きになれないのだけど、どうしたものかね。
アボカドバーガーを頂きました。テイクアウトは初めてだったのだけど、相変わらずとても美味しいハンバーガーだったよ。たまに美味しいハンバーガーを食べないとね、心が黄色く濁ってしまうよ。
タイトルは叙述トリックです。ごめん、言ってみた。言ってみた、だけだわ。
もう完全にシンプソンズ脳なので作中のすべての犬がサンタズリトルヘルパー変換されるという脅威の大技が発動いたしました。ストレルカはリサ・シンプソン、大主教はバーンズ社長、怪犬仮面はモーです。おかしいな、途中まで大主教はアンソニー・ホプキンスだったのに。
第二次世界大戦を経て、朝鮮戦争を経て、ベトナム戦争を経て、アフガニスタン戦争を経て、ベルカは誕生した、という地球的犬神話でした。壮大ですか、壮大ですね。大主教の人生は間違いなく悲劇そのものであり、その悲劇を招いてしまった国家の業を感じずにはいられないのですが、しかし当の大主教があまりにクレイジー野郎だったので正直どうでもいいです。カッコイイよ、大主教。カッコイイは正義だ。
そうそう、冒頭のイヌ系図は明らかにネタバレを含んでいるので注意した方が良いですよ。
オリーブオイルで、ベーコン、タマネギを炒め、そこに卵を落とし、目玉焼きにする。もちろん、水を入れて蓋をすることは忘れない。
火の通りやすい野菜を加えたベーコンエッグが好きです。
|