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旅行中。
昨日よりは早起きをして、ホテルの朝食を頂きます。ほんとヨーグルトうまいわ。再び温泉に入ってからチェックアウト。どうでもいいけど、ロビーの自動演奏ピアノが絶望的に下手だったのでどうにかした方がいいと思います。これには勝てるわ。
硫黄山へ。凄まじい煙であった。黄色い硫黄が見られましたよ。なかなか綺麗だねえ。売店でヨーグルトと樹液を買ったのだけど、樹液はハズレでした。これには勝てるわ。
近くの牧場で馬を眺める。子馬が一匹だけ隔離されていた。病気なのだろうか。
北へ東へと進み、目指すは世界遺産の知床半島。途中からひたすら畑が広がっていて、いかにも北海道らしい光景でありました。ジャガイモの白い花がとても美しい。
途中で斜里の街でに寄って、道の駅しゃりで少し休憩。胸を反らして右手を前に突き出し、「ここから先にはもう、スターバックスはないかも知れない」という決め科白を発動させたかったのだけど、残念ながらスターバックスは見当たりませんでした。死ねばいいのに。
というわけで、オホーツク海の沿岸に沿って、知床に向かいます。最初のチェックポイントはオシンコシンの滝。確かに滝だ。どう見ても滝だ。うわ、滝だ。げっ、滝だ。
ウトロの街で昼食を取る。といっても、やはりあまり食欲が湧かなかったので、道の駅うとろでハンバーガーをかじりました。鹿肉が入っているらしいのだけど、言われなかったら気付かないなあ、これは。あと、ハマナスとコケモモのソフトクリームも頂いたのだけど、こちらは今までお近付きになったことのない味だったのでとても驚きました。な、なんだこれは。これが、北海道の実力か。この破壊力の前には、あの名将 KIHACHI さえ耐えられるかどうか。
知床自然センターに寄って、フレペの滝へ。遊歩道を歩いていたらエゾジカの親子に遭遇しましたよ。ピュィィィーンって声でした。もう一回。ピュィィィーンって声でした。
車に乗ってさらに進み、知床五湖へ向かいます。このあたりでは、キタキツネが飛び出してきたりエゾジカが飛び出してきたりするので、注意が必要です。エゾジカは、十数頭の群れまで見かけてしまったので、もう有難味も何もない。あ、また鹿だ、くらい。
知床五湖は、ヒグマが目撃されたということで、一湖と二湖までしか行けず。それにしても、愛情が感じられないネーミングだなあ。レストハウスでコーラを飲む。どこで飲んでもコーラはうまい。
オホーツク海の沿岸を引き返し、網走に向かってひたすら西へ。途中で、道の駅はなやか小清水に寄って、プラットホームに入らせて頂いた。見事なまでに無人駅だなあ。十二滝町に行きたい。そうだ、自分はいつかあそこに行かなきゃいけないんだ。
濤沸湖とオホーツク海の間の道を通り抜ける。原生花園では何十匹もの馬が放牧されていた。柵は見えなかったのだけど、きっとあるのだろう。もう日暮れ時なので、沢山の馬が一列になって、どこかに帰っていく。いい眺めだ。
夕方には網走ビューパークリゾートに到着。ホテルのお姉さんが物凄くがんばっているひとだった。例によって、部屋で一休みしてから、夕食を取りに網走の街に向かう。今回は回転寿司のお店にしました。サバがとても美味しかった。ウニも頂いたのだけど、ウニなんて滅多に食べないので、適切に評価することができなかったよ。
スーパーに寄って、ホテルに戻る。お風呂に入ってビールを飲んで、すぐに眠ってしまいました。キタキツネは、車にはねられそうになっても、平然とした様子で道路を横切っていた。猫とは違いますね。
帰ってきました。クマもヴァイスも無事で何よりです。
のんびり起きて、のんびり朝食を取る。どうやら最後の客だったようだ。どうも済みません。
博物館網走監獄へ。常設展は独房くらいしか面白くなかったので、ここはハズレだったかなと思っていたのですが、最後の最後になって、日本各地の刑務所製品の販売があったので大満足でした。同期へのお土産にぐい飲みを買い、自分へのお土産にまな板を買う。こんな自分が大好きです。桧の本棚が物凄く気になる。買ってしまおうか。
まだ時間に余裕があったので、昨日は通り過ぎただけだった、小清水の原生花園に行く。オホーツク海にふれて、ジェラートを食べる。遠くでは今日も馬が放牧されていた。馬はいいなあ。特に子馬はいいなあ。
まだまだ時間に余裕があったので、今度は能取湖のサンゴ草を見に行く。シーズンオフだったので、全く赤くなかったのだけど、別に赤くなくてもいいですよ。それにしても、誰もいないなあ。
そろそろ空港に向かうことにする。女満別を目指してひたすら南下していると、網走湖のすぐ近くの家に影が見えて、そのシェイプがちょっと気になったので、車を降りて、歩いて近付いて、屈み込んで、手を伸ばして、あのさ、君、キタキツネだよね?
まさかこのタイミングで旅の目的が果たされるとは思わなかった。空気、読まれたわ。
レンタカーを返却して、空港では大急ぎでカレーを食べ、お土産物を買い込んで、飛行機に乗って帰りました。おしまい。
性格が悪いので各話のトリックに五段階で評価をつけていくよ。
「本物」は 2 。無理があるだろ。
「ポルターガイスト」は 3 。謎の提示の仕方が面白い。
「心霊写真」は 4 。細かいネタをよく組み合わせたもんだ。
「ストーカー」は 1 。もっと無理があるだろ。
「予言するハガキ」は 3 。修正液がなかったら 1 でした。
「死の落書き」は 4 。うまいね。最も良かった。
今回 5 はなかったですね。「LIAR GAME」の少数決やリストラゲームは 5 ですよ。
ジェロニモです。
あらすじ。マムシが負け、肉弾戦が始まりました。続く。
澄野節が炸裂しましたね。
「俺はハイステージで実力のない場違いな人間が
バケの皮が剥れて泣きながら助けを求めてきても
手を差し伸べたりしない
逆に踏み潰してしまう」
それ、言いたいだけじゃないですか。
ジョン太夫としげみちとムガーと高幡不動とニークライ違和夫、大活躍の巻。
ハマーの出番が多くて大満足です。ピヨ彦の脳内悪態ツッコミがどれも本当に素晴らしい。性格悪くなったなあ。
ダウンタウン!
あらすじ。スザンナ・ケイセンは、精神病院に入院して、大冒険して、退院しました。終盤は猫映画でした。終わり。
なかなか良い映画を見させて頂きました。アンジェリーナ・ジョリーの無敵演技がとても素晴らしかったですね。ほんと楽しそう。アレな女性が集まって特定の場所で共同生活しているという設定が、川端康成の「温泉宿」を連想させたのだけど、そう考えると、スザンナとリサの歪んだ友情に主眼が置かれている点も、なんとなく似ているような気がする。いや、単にリサを見て、「お滝さんみたいだなあ」と思っただけなんですけどね。
それはそうと、邦題をなんとかしてください。なんでそんなセンスのない真似をするかなあ。
戦争は恐ろしい。たとえ、人と人とが傷付け合おうとしなかったとしても。
あらすじ。ジョバンナは、戦争に行ってしまったアントニオを、待って、待って、待ち続け、そして、旅に出たのでした。
うん、ストレートにいい映画だ。これは戦争の業というよりも、人間の業を描いた作品ですね。この世のどこにも悪意というものがなかったとしても、人は人を傷付けてしまうんですよ。それだけのことじゃないですか。わざわざ大騒ぎするようなことじゃない。
冒頭のひまわり畑には見覚えがありましたね。多分、子供の頃にこの映画を見たことがあったのだろう。そうそう、音楽がヘンリー・マンシーニだったので、「またおまえかー!」ですよ。
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